AVK、データセンター市場向けにモジュール型電源システムを発表

PowerPodシステムは英国、EUで注文可能

英国拠点の電源ソリューションプロバイダーであるAVK POWER SOLUTIONSは、ハイパースケールおよびAIデータセンター分野向けにモジュール型電源システムを発表しました。

AVK PowerPodsは、輸送可能なモジュールユニットとして提供される完全統合型の事前設計済み電源ソリューションです。このユニットには、電力供給用エンジン、スイッチギア、UPS、制御システム、およびコンテナが含まれています。同社によると、このシステムはグリッドに接続できるほか、完全にオフグリッドでも稼働可能であり、データセンター事業者が運用に必要な電力を確保する上で柔軟性を提供します。

AVKは、この製品が個々の顧客の用途別要件に対応するため、カスタム仕様のユニットとして提供可能であるとしています。また同社は、このソリューションが技術的に中立であり、顧客が単一のソリューションにロックインされない設計になっていると説明しています。

この製品は、英国およびEUの顧客向けに即時注文可能となっています。

今回の発表について、AVKのCEOであるBen Pritchardは、次のように述べています。

「AVK PowerPodsの発売は、データセンターの電力エコシステム全体を、大規模かつ真の柔軟性を備え、重要なインフラストラクチャが求める高度なエンジニアリング能力をもって設計、提供、サポートできる数少ない企業の1つとしての当社の地位を確固たるものにするものです。大規模データセンターには、エネルギーに関する全体像を真に理解しているパートナーが必要であり、当社は今や電力供給システム全体を自社で所有しています。」

「PowerPodsは当社の市場への提案を完成させるものです。当社の豊富なクリティカルパワーの専門知識と技術中立モデルを組み合わせることで、データセンター事業者にとって信頼できる長期的エネルギーパートナーとなる包括的なパワートレインソリューションを提供します。すぐに導入可能なPowerPodsモデルにより、当社は次世代のハイパースケールデータセンターおよびAIインフラを支援する最適なポジションにあります。」

AVKはデータセンター市場における発電機の大手企業の一つです。同社は2024年3月、欧州の再生可能エネルギー開発企業であるWärtsiläとの広範な協力契約の一環として、アイルランドのデータセンター事業者と初のマイクログリッド契約を締結しました。この契約に基づき、AVKは現地天然ガス発電設備の設計および設置を担当し、Wärtsiläがエンジニアリング機器の提供および保守サポートを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。


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