トランプ大統領、データセンター関連企業に数百万ドルを投資

大統領の投資ポートフォリオは利益相反の可能性があると批判も

米トランプ大統領が今年、データセンター業界の企業株を数百万ドル規模で購入していたことが、新たに公開された財務記録から明らかになりました。

大統領による113ページに及ぶ公開財務開示文書には、2026年に株式を取得した数百の上場企業が詳細に記されています。

同氏のポートフォリオには、多数のハイテク株に加え、データセンター向け電源・冷却企業であるTraneやEatonも含まれています。3月17日、彼はそれぞれの企業の株式を100万ドルから500万ドル相当購入しました。

これらはトランプ大統領にとって、今年に入ってから最大規模の投資案件の一つです。彼は2026年初頭以降、Eatonに5回、Traneに4回の小規模な投資を行っていました。

また、データセンター企業Equinixもトランプ大統領を株主として迎えています。記録によると、2月10日に同氏はEquinixの株を50万ドルから100万ドル相当購入しました。

同氏の保有する株式ポートフォリオは非常に大規模で、GPUメーカーNVIDIAやハイパースケーラーなど、テック業界の主要企業の株式が多数含まれています。

批評家たちは、彼のこうした投資状況は利益相反に当たると主張しており、企業の価値が政府の政策や規制、さらには大統領個人の企業に対する姿勢によって大きく左右される可能性があることを指摘しています。

ニュースレターPopular Informationによると、同氏は3月25日にメモリチップメーカーMicron Technologiesの株式を2万5,000ドルから5万ドル相当購入したとのことです。その翌日、彼はFox Newsの番組「The Five」に出演し、Micronを「最も注目している企業の一つ」と評しました。

大統領が所有する企業であるTrump Organizationは、USA Todayへの声明の中で、同氏の口座は本人の関与なしに第三者の金融機関によって管理されていると述べました。

さらに、次のように付け加えました。「トランプ大統領本人、家族、またTrump Organizationはいずれも、個別投資の選定、指示、承認に一切関与していません。彼らは取引活動について事前通知を一切受け取っておらず、投資判断やポートフォリオ管理に関していかなる関与も行っていません。」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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