AWSの2021Q1収益は32%増の135億ドル

Google Cloudの収益よりも多い利益を計上

クラウド最大手のAmazon Web Services(AWS)が2021年第1四半期決算を発表しました。

収益は前年同期比32%増の135億ドル(約1兆5,000億円弱)に達し、Amazon全体収益の12.5%を占めました。また、利益についても、非常に収益性の高い41億6,000万ドルを計上し、同じくAmazonの広範なビジネスの強化に貢献しました。

パンデミックの勝者

AmazonのCFOであるBrian Olsavsky氏は、次のように述べています。「コロナ禍の中、多くの企業が自社の技術インフラをもはや管理したくないと決断するのを目の当たりにした。この傾向は、パンデミック後の回復期に入っても続くものと思われる」

Amazonのクラウド事業の成長率は、前四半期に見られた前年同期比28%成長をわずかに上回りました。

パーセンテージで見ると、Microsoft Azureの50%成長には及びませんでした。しかし、Synergyの報告によると、AWSの方が約60%規模が大きいとされ、より大きな基盤から拡大していることになります。

「Amazonとマイクロソフトは、クラウドサービスの成長に積極的に取り組み、四半期ごとに、そして毎年、リーダーとしての地位を獲得してきた。彼らは、毎四半期、数十億ドルを投じてグローバルなデータセンター拡張を進め、同時にクラウドサービスのポートフォリオの強化を行っている」Synergyのチーフアナリストであるジョン・ディンズデール氏は、このように述べています。

「この2社は、後ろを振り返り競合他社を気にすることに多くの時間を費やす必要はない。しかし、他の企業にとって素晴らしいチャンスがないというわけではない」

3位のクラウド企業であるGoogleは、今四半期の売上高がAWSの純利益よりも少ない40億ドル、そして9億7,400万ドルの損失を出したと発表しました。

Amazonの創業者兼CEOであるジェフ・ベゾス氏は、声明の中で次のように述べています。「わずか15年で、AWSは世界最大のテクノロジー企業と競合する年間売上高540億ドルの事業に成長し、その成長は加速している」

ベゾス氏は今年末に最高経営責任者を退任し、AWSトップのアンディ・ジャシー氏が後任に就任する予定です。

Data Center Dynamics 

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