冗長性と冗長化の違い ~サーバルーム空調の冗長~
冗長性と冗長化
冗長化とは、障害が発生した場合に備えて、「予備」を普段から配置しながら運用することです。
予備を用意して緊急時(メンテナンス時にも)に備えることを「冗長化する」といい、
冗長化によって安全性を担保された状況を、「冗長性がある」とか、「冗長性を持たせる」といいます。
また、冗長性は、英語でRedundancy(リダンダンシー)といいます。
冗長の意味は無駄が多く長いことをいいますが、コンピューターの世界において、冗長は無駄という意味では使用されません。
冗長性を持たせる本質的なこととして、システムが故障した際、早くシステムを復旧させる点です。
システムに冗長性を持たせると、ハードウェアの故障、ソフトウェアのエラーに備えて、予備が稼働します。
システムの運用が一瞬でも停止すると大きな影響を与えてしまうものに、大きな期待と効果を発揮できます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。