ABBが水素発電会社AFC Energyに325万ポンドを投資、データセンターとの提携を計画

ABBは、英国の水素発電技術会社AFC Energyに325万ポンド(450万ドル)への投資を行うと発表しました。

両社は昨年、AFC燃料電池を搭載した統合型高出力電気自動車充電システムを設計すると発表を行い、現在はデータセンターとの提携についても計画をしています。

ABBとAFCは、ディーゼル発電機からの移行の一環として、データセンターへの展開を見据えて燃料電池の試験を行っていきます。

AFCはまた、ドバイの建設会社Dutcoから150万ポンドの調達も受けました。

関心を集めるデータセンターでの水素セル

イメージ図

AFC EnergyのCEOであるアダム・ボンド氏は、次のように述べています。「本日のAFC Energyへの投資を通じて、我々の最先端のアルカリ燃料電池技術を統合させることで、ABBの(eMobilityとデータセンター)分野における地位がさらに向上すると確信している」

ABBのデータセンター事業部長のブライアン・ジョンソン氏は、次のように補足しています。「AFC Energyとの新たな協業により、彼らの素晴らしい燃料電池技術とABBの強力なデータセンターソリューションとの統合の可能性が広がる」

「AFC Energyのような志を持った企業との提携は、データセンター顧客にサステナビリティ目標を達成させるために、マルチ燃料アプローチを通じて最先端の技術を提供するというABBの取り組みをさらに後押しするものである」

現在いくつかの企業が、ディーゼルバックアップの代替として水素の利用を検討しています。中でも注目すべきはマイクロソフトが48時間水素でデータセンターを稼働させたということです。また、Keppel(ケッペル社)は、電力エネルギーと冷却の両方に水素を利用する可能性について研究を行っています。

さらに今年、AtosとHDF Energyは、データセンター業界向けにいくつかの水素関連製品の発表を目指し、2023年までに水素を利用するデータセンターを建設すると発表しました。

しかし、ディーゼルは、米テキサス州で昨冬起きた大寒波「ストーム・ウリ」のような自然災害を乗り越えるのに役立ち、データセンター市場においてはまだまだ長生きするだろうと思われています。

Data Center Dynamics

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