PPA

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最近データセンターでも利用される事が増えてきた「PPA」とは Power Purchase Agreementの略語であり、日本語では「電力購入契約」と訳されます。

これは、発電事業者や小売電気事業者が実際に電力を使用する企業などの需要家に、主に再生可能エネルギー(太陽光、風力など)由来の電力を卸供給する時に結ばれる契約のことを意味します。

PPAには主にオンサイトPPA(購入者側が敷地内の空いたスペースを発電事業者に提供し、そこで発電された電力を購入する)、オフサイトPPA(購入者サイトから離れた場所に設置された発電設備から公共の送配電線を経由して電力を購入する)、の2種類の形態(フィジカルPPA)があります。もうひとつバーチャルPPAというのもありますが、日本ではあまり普及していないようです。

現在Google、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Microsoftなどに代表されるメガクラウド事業者らは100%再生可能エネルギーを謳っていますが、実際にはこれらの多くはPPAによって賄われています。

各データセンター関連企業によるPPA活用事例についてはこちらから見ることが出来ます。

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