Viasatの73億ドル規模のInmarsat合併が完了

Viasatと英国の衛星通信事業者Inmarsat(インマルサット)との73億ドル規模の合併が正式に完了しました。

このニュースは、この取引が初めて提案されてから1年半を経て発表されました。

Viasatの会長兼CEOであるMark Dankberg氏が合併後の会社を率い、Inmarsatの前CEOであるRajeev Suri氏とAndy Sukawaty氏は取締役に就任する予定です。

カリフォルニア州カールズバッドに位置するViasat本社は合併後の本社となり、Inmarsatのロンドンオフィスは同グループのグローバルな国際事業本部となる予定です。

「Inmarsatの社員、顧客、株主、パートナーをViasatのエコシステムに迎えることができ、とても嬉しく思う」とDankberg氏は述べています。

「両社の統合により、世界をより安価に、より安全に、より確実につなぐために必要な人材、技術、イノベーション、ネットワーク資産、周波数帯域リソース、グローバル・パートナーシップを結集することができるようになる。私たちは、お客様に適切な接続を適切な時間、場所、価格で提供する多層的なネットワークを提供できる立場にあると確信している」

合併後の会社では、19基の衛星を運用し、さらに10基の衛星が建設中で、今後3年以内にKa帯、L帯、S帯での打ち上げが予定されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。