Bridge DC 、Concord Energyとデータセンターの再生可能エネルギー・水素利用に関する覚書を締結

シンガポール初となるバージを利用した水素発電ソリューションの開発も視野に

シンガポールの再生可能エネルギー企業であるConcord Energyは、APAC地域のデータセンター開発企業Bridge Data Centres(Bridge DC)と提携し、Bridge DCの施設に電力を供給するための再生可能エネルギーおよび水素ソリューションの検討を進めます。

両社は、水素発電の導入経路の研究、システムインテグレーション設計、蓄電システムの導入評価、電力調達メカニズムの最適化など、潜在的な選択肢を探るために、拘束力のない覚書(MoU)を締結しました。

このパートナーシップには、AIインフラ向けに特別設計されたシンガポール初のバージ(台船)型水素発電ソリューションの開発も含まれる見込みです。

両社は、これらの取り組みにより、次世代データセンターキャンパスにおける電力の信頼性、運用の柔軟性、長期的な持続可能性が向上するとしています。

Bridge DCのCEOであるEric Fanは、「AIの成長には、強靭でスケーラブル、かつ持続可能な電力ソリューションが求められます。このパートナーシップは、明日のデジタルインフラのための新しいクリーンエネルギーモデルを探求するうえで役立ちます」と述べています。

Concord Energyは、APAC地域で大規模な再生可能エネルギー資産を運用しており、風力と太陽光発電プロジェクトを合わせて約4.78GWの設備容量を保有しています。

Bridge DCは Bain Capitalが所有しており、APAC市場で最大規模のデータセンター開発企業の一つです。シンガポールに本社を置きながらも、データセンターの大半はマレーシアにあります。現在はクアラルンプール郊外の計画都市サイバージャヤで2つの施設を運用し、3つ目開発中です。また2022年にはジョホール近郊でもデータセンターを開設しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の 記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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