Google、メキシコ初のクラウドリージョンがケレタロ州になることを確認

AWS、Oracle、マイクロソフトに続きケレタロ州に建設中

Googleは、今後予定されているメキシコのGCPクラウド・リージョンがケレタロに設置されることを確認しました。

同社は2022年7月にメキシコのリージョンの計画を初めて発表しましたが、場所やスケジュールなどの詳細は含まれていませんでした。

Google Cloud MexicoのディレクタージェネラルであるJulio Velázquezは、「国内および地域のより多くの組織がデジタル・トランスフォーメーションを加速できるこのプロジェクトが、サンティアゴ・デ・ケレタロに設置されることをお伝えできることを大変うれしく思っています」と述べています。

この新しいリージョンは、開始されると、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロに続き、ラテンアメリカで3番目のクラウドリージョンとなります。

米国の主要なハイパースケーラはすべてメキシコに目を向けており、そのほとんどがケレタロに注目しています。

Oracleは2022年6月、ケレタロでメキシコ初のクラウドリージョンを立ち上げました。同国では同社初となります。これに続いて、2022年9月に2つ目の発表があり、これはAmérica Móvil傘下のTelmexデータセンターでホストされる予定です。

AWSはすでにケレタロに2つのCloudFront EdgeとLocal Zone Edgeを設置しており、フルクラウドのリージョンを計画していると報じられています。マイクロソフトも現在、同地域でAzureリージョンを開発しています。

Huaweiはメキシコシティ近郊にメキシコの施設を1つ持っており、昨年、Tultitlanに2つ目のメキシコの施設の計画を発表しましたが、詳細は明らかにされていないようです。

この地域のコロケーションおよびホールセールプロバイダーには、Kio、Odata、Ascenty、Layer 9があります。

この記事の原文はスペイン語版に掲載されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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