データセンターの種類別で異なる運用パターン(企業・コロ・ホールセール・MSP)
「データセンター」と一言で言っても、実はいくつかの種類に分類されます。
まず、データセンターはサーバーなどのICT機器を収容する堅牢な建物であり、その施設内にはICT機器を正常に稼働させるための設備(電源、空調など)があります。この構成はどんなデータセンターでも基本同じです。物理面で見ると違いは全くありません。
次に、建物、設備、ICT機器はそれぞれの人(or企業)により維持管理されます。
建物を管理する人(or企業)、設備を管理する人(or企業)、ICT機器を管理する人(or企業)は、管理するだけでなく、それ自身を貸し出すサービスも提供したりもします。例えば、建物を管理する企業は建物や建物内スペースをリースしたり、建物と設備をセットでリースしたりすることがあります。あるいはICT機器を管理する企業がICT機器を使ってサービスを提供する事もあります。
要するにデータセンターは「物理面では同じ」構成ですが、人(or企業)が管理で介在することにより、サービスとして提供されるようになり、そのサービス範囲の違いにより大きく以下の4種類に分類されます。
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