
Googleがテキサス州でTotalEnergiesと1GW超の太陽光PPAを締結
両プロジェクトは今年第2四半期に商業運転開始予定
Googleは、テキサス州全域で1GW超の太陽光発電容量に関する2件の電力購入契約(PPA)をフランスの電力会社TotalEnergiesと締結しました。
15年間の契約期間中に、合計28TWhの電力が同社に供給される予定です。電力は、テキサス州北部ウィチタ郡西部の805MWのWichita太陽光発電所と、ジョンソン郡にある195MWのMustang Creek太陽光発電所から供給されます。両プロジェクトはいずれも開発中で、今年第2四半期に商用運転に入る見込みです。
Googleのクリーンエネルギー・電力部門責任者であるWill Conklingは、次のように述べています。「強固で安定した手頃な価格の電力網を支えることがインフラを拡大する中での最優先事項です。TotalEnergiesとの今回の契約は、地域の系統に必要な新たな発電容量を追加するもので、地域全体に提供できる手頃で信頼性の高い電力供給量を増やすことにつながります。」
今回の契約は、TotalEnergiesが50%の株式を保有するClearway Energy Groupとの一連のPPA締結に続くものです。これらのPPAはミズーリ州、テキサス州、ウェストバージニア州にまたがる合計1.17GWの太陽光プロジェクトに紐づいています。
TotalEnergiesの米国再生可能エネルギー部門副社長であるMarc-Antoine Pignonは、次のように述べています。「Googleにテキサス州で再生可能エネルギーを供給するための契約を締結できたことを嬉しく思います。これは、当社が米国で締結した再生可能エネルギーPPAとして最大規模となります。」
「これは、特にデータセンターを中心としたデジタル企業の脱炭素化目標を支援するための、TotalEnergiesのカスタマイズされた再生可能エネルギーソリューションを提供する戦略を示すものです。このPPAを通じて私たちは、大規模なコロケーション機会を提供することで、データセンターの土地確保や電力供給の課題にも取り組んでいます。」
両社はまた、昨年11月にオハイオ州ウィリアムズ郡にある、49MWのMontpelier太陽光発電所から最大1.5TWhの電力を供給する長期PPAも締結しています。
Googleは近年、テキサス州での事業拡大を着実に進めています。昨年11月、同社は2027年までに州内でクラウドとAIインフラの拡張に最大400億ドルを投資する計画を発表しました。Googleは2019年に、ダラスのミッドロジアン地区に初めてデータセンターを建設し、その後キャンパスを数度拡張しており、2024年には同キャンパスで4棟目の建物の開発計画を提出しています。
同社はテキサスでの事業を支えるため、2024年に締結したX-ElioやEngieを含む複数のPPAを締結しています。
TotalEnergiesはここ数年、米国市場を主な成長分野として位置づけ、米国内で10GWのポートフォリオを展開することを目標としており、そのうち1GWはPJM市場です。
同社は、すでにデータセンターや通信事業者と複数のPPAを締結しています。昨年末には、ヨーロッパのデータセンター企業Data4と10年間の30MWの再生可能エネルギー供給契約を締結しました。また過去数年には、STMicroelectronics、Amazon、Microsoft、BT、OrangeともPPAを締結しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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