
nLightenがシュトゥットガルトデータセンターから地域の地区暖房ネットワークへの廃熱供給を実施
今年中に暖房供給を開始する見込み
欧州のEdgeデータセンター開発企業nLightenは、ドイツの都市シュトゥットガルトにある自社のデータセンターを、市の地域暖房ネットワークに接続する契約を締結しました。
同社は、地域の地域暖房企業Wärmelösungen Synergiepark Stuttgartと提携してプロジェクトを進めており、今年後半に暖房の供給を開始する見込みです。
この契約の一環として、データセンターから出る余剰熱はSynergiepark Stuttgartに販売され、同社が処理してネットワーク全体に供給します。両社によると、このデータセンターはネットワークに約1.8MWの熱を供給する予定です。プロジェクトは、ドイツ連邦経済エネルギー省の資金提供を受けています。
Wärmelösungen Synergiepark StuttgartのマネージングディレクターであるUlf Hummelは、次のように述べています。「nLightenとの廃熱プロジェクトは、関係者すべてに付加価値を生みます。私たちの顧客に気候に優しい暖房を提供し、データセンターの持続可能なビジネスモデルを強化し、シュトゥットガルトの熱供給脱炭素化に向けた重要なステップとなります。」
このシステムは、データセンターの密閉式の水循環システムを熱伝達媒体として活用し、サーバーからの廃熱を回収し、ヒートポンプを使って顧客が必要とする温度レベルまで引き上げる仕組みです。
nLightenのドイツ担当マネージングディレクターであるAndreas Herdenは、次のように述べています。「シュトゥットガルトでの廃熱再利用プロジェクトは、当社にとってもう一つの節目であり、データセンターがエネルギー転換の積極的な担い手になれることを示しています。エシュボルンでの成功に続き、私たちは再び、欧州のデジタルインフラが高性能で接続性が高いだけでなく、持続可能な形で設計できることを証明しています。」
この契約は、nLightenがドイツ市場で締結した2件目の廃熱再利用合意となります。2023年3月、同社はエシュボルン市およびドイツ国際協力公社(GIZ)と、データセンターからの廃熱再利用に関する意向書(LOI)を締結しています。
ISquared Capitalの支援を受けるnLightenは、欧州各地でデータセンターのポートフォリオを拡大しています。これには、2023年にExa Infrastructureから取得したドイツ国内の10施設が含まれます。同社は英国、オランダ、フランスでもデータセンター開発を進めています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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