Microsoftが米国防総省のJEDIプロジェクトを受注【速報】
Amazon失注
長期に渡り様々な批判や訴訟があり物議を呼んだ、10年間の契約で最大で約1.12兆円にも上る米国国防総省(DoD)のJEDI(ジェダイ: Joint Enterprise Defense Infrastructure )巨大クラウドプロジェクトは最終的にMicrosoftが受注した模様です。
AWSとMicrosoft Azureの2社が最終候補ベンダーで残り、開札結果は今年の8月に発表される予定でしたが、最終選考に漏れたOracleは、「AmazonがJEDIプロジェクトに関与していた2人のペンタゴン職員に対し、有利な採用条件をぶら下げた。」と主張し訴訟を起こしていました。
2018年当時 1420万ドルを費やした積極的なロビー活動の効果もあり、Amazonが最有力候補であると一般的に見られていました。しかし、その後OracleやIBMなどからの訴訟ををめぐりAmazonに対するいくつかの疑惑が浮上し、7月にはついにドナルド・トランプ米大統領の介入にまで発展しました。
「私はペンタゴンとAmazonとの契約について非常に不満を感じている、」とトランプ大統領は記者団に語っていました。 トランプ氏は元々同氏に対し批判的なワシントンポスト紙を保有するジェフ・ベゾス氏に対する嫌悪感を抱いており、それが今回の結果にどう影響を及ぼしたかはまだ定かではありません。
その後2019年7月23日に新たな米国国防長官に任命されたマーク・エスパー氏は、本来であれば今月中にAmazon Web Services(AWS)またはMicrosoft Azureのいずれかが落札する予定であった本契約について再調査をする方針を固め、その後の再調査の結果を待つ状況となっていました。
詳細内容については後日アップいたします。
DC ASIA
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