Meta、Oroliaのタイムカードでデータセンターを同期

Metaは、原子時計を動力源とするOrolia社のタイムカードを使用して、データセンターを同期させる予定です。このカードは、オープンソースの時間プロトコルと、Meta/Facebookが作成したオープンソース設計に対応しています。

MetaとOroliaはFacebookカードの設計を更新し、Atomic Reference Time(ART)カードにはOroliaのmRO-50 mini rubidium原子時計が搭載されるようになりました。このカードは、Facebookが開始したデータセンターの同期を改善するためのオープンソースプロジェクトの一環として、Metaのエンジニアと共同で開発されたものです。

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OroliaのCEOであるJean-Yves Courtoisは、「Meta社の非常に優秀なエンジニアチームと協力する機会を得たことを光栄に思っています。私たちは、Metaやその他のグローバルネットワークのリーダーたちと継続的なパートナーシップを結び、タイミングの正確性と耐障害性を継続的に確保するためのソリューションを進めていくことを楽しみにしています」と述べています。

2020年3月、Facebookはデータセンターのサーバーと消費者向け製品を、インターネットのNTPに基づく計時サービスに切り替え始め、グローバルGNSS航法を使用し、Facebookのインフラの計時精度を10ミリ秒から100マイクロ秒へと100倍向上させました。

2021年8月、Facebookは自社で構築したカスタムPCI Expressカードを公開し、Time Appliance Project(TAP)つまりデータセンター向けのオープンソースのハードウェアとソフトウェアを開発するOpen Compute Project(OCP)内のイニシアチブと共有しています。

TAPは、ハードウェアとソフトウェアをゼロから開発し、その成果をGitHubで公開しています。OroliaのARTカードは、Facebookの設計図をもとに作られました。

「このタイムカードを導入し、今も我々の艦隊で使っています 」とMeta社スポークスマンは言います。「オープンソースの努力とコミュニティへの貢献の一環として、我々は他のベンダーがタイムカードの設計図に基づいて構築するのを支援してきました。Orolia社のART2タイムカードは、Orolia社のエンジニアが同じ目標に到達するために異なるハードウェアを使用するという見地で、当社のタイムカードをベースに構築されました。これにより、最近重要度を増している多様なサプライチェーンを持つことができるようになりました。」



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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