ハワイアン航空、Starlink機内システムを2024年に延期

ハワイアン航空は、SpaceX社の  Starlink Aviation 機内接続システムの一部航空機への搭載が来年まで延期されることを発表しました。

当初は今年中に開始される予定だったStarlinkのWiFi設置は、2024年初頭まで延期されました。

ハワイアン航空のエアバスA321neoツインジェット機が、このシステムを最初に搭載する予定です。

この遅れは、StarlinkチームがA321とA330の認証と改造キットの開発に取り組んでいるためです。

ハワイアン航空は、 昨年4月の発表で ボーイング787-9型機にもStarlink AviationIFCハードウェアを搭載し、乗客に無料WiFiを提供することを明らかにしました。

同社は、主に短距離路線で使用されるボーイング717型機にはStarlink設備を導入する計画はありません。

SpaceX社の子会社であるStarlinkは、薄型の電子操縦式アンテナを使用しています。

airBaltic、Zipair Tokyo、JSXをといった他の航空会社の多くもStarlinkを選択しています。JSXの Embraer ERJ 全機にはすでにこのシステムが搭載されています。

SpaceXと自家用飛行機プロバイダーのJSXとの契約は、最大100機の飛行機でのサービスをカバーし、JSXは現在77機の30人乗り Embraer機を保有しています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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