KDDI、5G vRANサイトの商用展開でウインドリバーを採用

大阪で5G vRANの展開をキックオフ

ウインドリバー株式会社は、先月、大阪で展開されたO-RAN準拠の5G仮想化基地局に続き、同社のWind River StudioがKDDIに採用されたことを発表しました。

KDDIは、1月にvRANの展開を明らかにし、サムスンや富士通と連携してこの技術の展開に取り組んでいると表明していました。

その際、同社はトラフィックの需要増に対応するため、サムスンの仮想化技術を使って5G Open vRANサイトを開発したと述べていました。

しかし、その仮想化基地局については、KDDIはウインドリバーに協力を要請していました。

ウインドリバーはプレスリリースの中で、設定作業の自動化(ゼロタッチプロビジョニング)システムとして同社のWind River Studio Cloud Platform技術を提供し、その分析を通じて地理的に分散したファーエッジクラウドの状態を監視できるようになったと述べています。

ウインドリバーによると、Studioは、サービスプロバイダが地理的に分散した超低遅延インフラの導入と管理で直面する複雑な課題に対応でき、5G仮想化基地局の大規模展開も可能になると説明しています。

ウインドリバーの最高製品責任者であるAvijit Sinha(アビジット・シンハ)氏は次のように述べています。「通信事業者は、ウインドリバーと共に次世代ネットワーク向けの高信頼、超低遅延、高効率のソリューションを提供し、クラウドネイティブな未来に備えることができます。ウインドリバーは、KDDIのような業界リーダーと密接に協力し、世界中の通信事業者の商用環境に導入されている実証済みのWind River Studioテクノロジーを提供します」

先月、KDDIは、2022年2月に稼働を開始したO-RAN準拠の5G Open vRANサイトのソフトウェアを更新したと発表しました。

KDDIは、サムスンの5G仮想化CU(vCU)と仮想化DU(vDU)、富士通の(MMU:Massive MIMOユニット)の無線ユニットが、オープンインターフェースで相互接続されていることを明らかにしています。

また、同社はその際に、「オープンな無線システムを提供することで、機器調達の選択肢を広げ、高性能でコストパフォーマンスの高いインフラの構築に貢献することを目指す」と述べていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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