Amazonがオーステッドと116MWの風力発電PPAを締結
オーステッドが今週2件目のハイパースケーラーPPAに調印
Amazonは、デンマークのエネルギープロバイダーØrsted(オーステッド)と、新たに2つの電力購入契約(PPA)を締結しました。
両社は今週、陸上および洋上風力発電で合計116MWのPPAを締結しています。
Amazonは、ドイツにあるオーステッドの900MWの ボルクム・リフグランド3 洋上風力発電所から100MW、北アイルランドにある16MWのバリーキール洋上風力発電所の出力を取得します。
今回のドイツのPPAは、2020年12月に両社が締結した250MWのPPAに追加されるもので、2025年に予定されているボルクム・リフグランド3の商業運転開始後は、Amazonが合計350MWを引き取ることになります。
このニュースは、昨日発表されたGoogleが ボルクム・リフグランド3 から50MWのPPA再生可能エネルギー契約をオーステッドと締結したことに続くものです。
「私たちは、グリーン・トランスフォーメーションのための再生可能エネルギーの確保において、再びAmazonと提携できたことを大変嬉しく思います。 ボルクム・リフグランド3 と バリーキール のCPPAは、大企業が地域や技術を超えて気候変動対策を実現するための支援を行うことができるグリーンエネルギーの大手企業としての当社の地位を改めて示しています」と、 オーステッドのヨーロッパ大陸地域責任者ラスムス・エルボー は述べています。
Amazonのドイツのカントリーマネージャー、ラルフ・クレーバーは 「当社は、2025年までに再生可能エネルギーを100%使用するという目標を、当初の目標より5年早く達成しています」と述べています。「オーステッドとの新たな契約は、この旅の重要な一歩となります」
オーステッドとAmazonは3件のPPAを締結しています。また、テキサス州スカリー郡にある253MWのAmazon オンショア風力発電所の全容量をオフテイクしています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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