
NTTデータがデジタルアーカイブでローマ教皇庁と提携
先進技術を駆使してアーカイブ事業を推進
NTTデータは、日本での活動を支援するため、ローマ教皇庁(バチカン)とパートナーシップを締結しました。
先月バチカン市国で行われたセレモニーで合意されたもので、同社とローマ教皇庁は「将来的な協力の機会を特定する 」ために既存の関係を拡大しています。
両組織は10年以上にわたって協力しており、同社は、NTTのデジタルアーカイブソリューションであるAMLADを使用して、教皇庁が貴重な資産のデジタルアーカイブを作成するのを支援しています。
アーカイブ契約は2014年に締結され、バチカン図書館が所蔵する82,000点の写本のうち3,000点をデジタル化することを最初に約束しました。
同社は、今後も「信頼できる知識源を保存し、利用できるようにすることで、新たな価値を創造する 」ために、このアーカイブプロジェクトを継続していきます。
2025年、ローマ教皇庁は「聖年」を祝うとともに、大阪万博に参加します。同社は、これらの祝典を支援する予定です。
Rino Fisichella大司教は、次のように述べました。「NTTデータは、日本における我々の技術パートナーです。私たちは、大阪・関西万博への参加に対する彼らのサポートに感謝しています。また、世界の多くの地域に存在する教皇庁の役割と活動の意義と重要性を理解している企業と、協力できることを大変嬉しく思っています。」
万博では、NTTコンピュータデータ研究所が有するパーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)技術が、Acoustic XRの体験に使用されます。
同社は、NTTグループのテクノロジーサービス会社です。その姉妹会社であるNTT GDCは、グローバルデータセンタープロバイダーです。NTT GDCは、東京11、大阪7、京阪奈データセンターの3つのデータセンターを日本国内に展開しています。同社はさまざまな部門を通じて、全国でさらに多くの施設を運営しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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