データセンターの運用管理業務とDCIMの活用ポイント

データセンターの運用は、膨大な数の設備・ITハードウェアとネットワークの管理を伴います。これらの作業を効率化し、日常の運用負荷を軽減するために多くの企業がDCIM(Data Center Infrastructure Management)ツールを導入しています。今回は、データセンターで代表的な日々の運用管理項目と、DCIMがどの部分で役立つのか?についてご紹介します。

1. 設備・IT機器などのインベントリ管理

運用内容: データセンターには数多くの設備、サーバーやネットワーク機器が設置されています。それらのインベントリを適切に管理することは、トラブル時の迅速な対応やリソースの効率的な使用に欠かせません。メーカーやモデル、シリアル番号、設置場所など、すべての情報を正確に把握する必要があります。

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