
CME Groupの障害後、CyrusOneがバックアップ冷却能力を追加
データセンター冷却設備の不具合による先物取引の停止障害が発生したイリノイ州シカゴのCyrusOneのデータセンターに、バックアップ冷却能力が設置されました。
先週、CHI1データセンターでチラー(冷却設備)の故障が発生し、テナントであるCME Group は先物取引の停止を余儀なくされました。
世界最大の取引所運営会社は数時間に及ぶ障害に見舞われ、株式、債券、商品、通貨の取引が停止する事態となりました。
その後CyrusOneは次のように声明を発表しました。「イリノイ州オーロラにあるChicago1(CHI1)は、安定・安全な運用を回復しました。また、継続性をさらに強化するため、冷却システムに追加の冗長性を導入しました。」
CyrusOneは2016年にこのデータセンターをCME Groupから1億3,000万ドルで取得しました。KKR & Co.とGlobal Infrastructure Partnersが所有するCyrusOneは現在、55か所のデータセンターを運営しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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