Googleの米ネバダ州DCが10億ドル規模の太陽光発電による稼働へ

米国ラスベガス近郊のGoogleデータセンターへの電力供給元となる10億ドル規模のソーラーファーム(=大規模太陽光発電所)が、ネバダ州のインディアン居留地の南側区画に建設されます。

このプロジェクトは、ネバダ州最大の公益事業者であるNV Energy社を介しヘンダーソンのGoogleデータセンターへの電力供給を目的としています。2023年の施設完成時には最大で690MWの発電能力を持つ予定とされています。また、敷地内には380MWのリチウムイオン電池電力貯蔵施設の設置も予定されています。

750,000平方フィート(70,000平方メートル)規模のGoogleヘンダーソンデータセンターは、今年の稼働開始を予定されています。 尚、Googleはこのプロジェクトで2,520万ドルもの減税措置を受けています。

どこでもPPA

ネバダ州を含む12の州で数百万エーカーもの土地を管理する連邦組織土地管理局(BLM)は、提案されたこのジェミニ・ソーラープロジェクトに対し昨年末、連邦登録簿にNotice of Availability(NOA: 可用性通知)を発行しました。

NV Energyは、開発業者のArevia Power社およびQuinbrook Infrastructure Partners社と25年間の電力購入契約( PPA )に署名し、その契約期間に38.44MWhの電力料金の支払いに合意しました。

この取引は、Berkshire Hathaway Energyの子会社NV Energy社の一部門であるNevada Powerがネバダ州公益事業委員会へ書類を提出した事で明らかになりました。 尚、最新の投資レポートを見る限り、プルデンシャルがプロジェクトの支援企業の1社であるとDCDは明らかにしています。

計画されている施設は、約7,100エーカー(2,800万平方メートル)の公有地に建設されます。建設地は、ラスベガスから北東に約33マイル離れたモアパ川インディアン居留地のすぐ南側の区画です。

イメージ写真 -shutterstock

Children of the sun

ジェミニ・プロジェクトは、同地域で進む2つのプロジェクトと同時並行で行われます。インディアン居留地であるモアパ川インディアン保護地区に建設が進められているThe Southern Bighorn Solar and Storage Centerは、135MW、4時間のバックアップを可能とするリチウムイオン電池電力貯蔵システムを含む300MW規模のソーラーファームです。開発会社の8minute Solar Energy社が、2023年に施設の完成を任されています。

もう一つのアロー・キャニオン・ソーラープロジェクトは、75MW、5時間の電池貯蔵システムを備える200MW規模の太陽光発電プロジェクトです。このプロジェクトの建設地もまたモアパ川インディアン保護地区であり、EDF Renewables社が開発を進めています。

過去12か月間、ネバダ州公益事業委員会は、合計2,190MWの太陽光発電と約690MWのバッテリーストレージを含む複数のPPAをNV Energyに対し承認しています。 BLMによると、NV Energyが関与する太陽光発電プロジェクトは、ネバダ州の経済に対し50億ドルを超える投資にのぼると言います。

ジェミニに関するNotice of Availabilityは、30日間の異議申し立て期間を経て、1月27日に終了します。

Data Center Dynamics

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