BitCluster がエチオピアで120MWのデータセンターを開設

面積3万平方メートルのこの施設は、エチオピアの首都アディスアベバのキリント高圧変電所の敷地内にあります。

この新データセンターの試運転は2024年1月に行われる予定です。現在、トランスが接続されている最中です。データセンターのエンジニアリングおよびテクニカルコンディションは、最新のマイニング機器の要件を満たしています。

データセンターの電力は100%再生可能エネルギーで賄われており、特に5.15GWの容量を持つアフリカ最大の水力発電プロジェクトであるGrand Ethiopian Renaissance Dam(グランド・エチオピア・ルネッサンス・ダム)から供給されています。

また、キリント高圧変電所(230/33kV)の新しいエネルギーインフラは、99%の稼働率で施設への無停電電力供給を保証しています。

この地域の最適な気候(気温12~23℃、熱や埃のない環境)は、マイニング機器にとって理想的な運用条件を生み出します。

BitClusterは、データセンター顧客に対し、機器の供給、設置、接続、保守などの全面的なサポートを提供します。施設には、2つのセキュリティ境界線、入退室管理、ビデオ監視などの統合セキュリティシステムが設置される予定です。このプロジェクトの規模により、フルサイクルのサービスセンターを構築することが可能となり、故障した機器を修理センターまで運ぶロジスティクスの時間とコストが削減されるため、マイニングの効率が向上します。

このプロジェクトの主な利点は、120MWの容量を無料で利用できること、設備の輸入が免税であること、電力コストが低いこと、主要交通ルートへのアクセスが容易な立地であること、などが挙げられます。

「水力発電の可能性を秘めたエチオピアは、間違いなく世界のマイニングにとって新たな魅力的な場所になるでしょう。」 とBitClusterの共同設立者であるSergey Arestov氏はコメントしています。

Digital Infra Network ( Shatabdi Mazumdar 記者)より抄訳・転載

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