ESR、日本の130MWデータセンター・プロジェクトの第1フェーズを完了
不動産投資信託(REIT)および物流不動産プラットフォームの ESR Group Limited は、大阪・南港北に建設中の旗艦データセンタープロジェクト「ESRコスモスクエアOS1データセンター」(以下「OS1」)のコアおよびシェルが無事竣工したことを発表しました。
OS1の竣工は、クラウドサービスの需要が急速に高まっている日本におけるESRのデータセンター戦略にとって、重要なマイルストーンとなります。製造、自動車、金融、ヘルスケア、政府サービスなどの分野に牽引され、日本企業はITワークロードをクラウドベースのソリューションに移行する傾向を強めています。このシフトにより、企業は拡張性、柔軟性、効率性といったメリットを活用できるようになっています。
OS1データセンターは、3フェーズにわたる開発プロジェクトの第1フェーズで、総容量は130MW。キャンパス全体は20億米ドルと評価され、大阪の主要なインターネット・通信取引所から10キロメートル以内という戦略的な立地にあります。
ESRのデータセンター分野へのコミットメントは日本だけにとどまりません。ESRグループはアジア太平洋地域でデータセンター・ポートフォリオを積極的に拡大しており、2ギガワットを超える土地とプロジェクトのパイプラインを有しています。この成長は、デジタルトランスフォーメーションとクラウド導入をサポートするためのデータセンター容量に対する需要の高まりに後押しされています。
OS1データセンターは2025年5月に本格稼働する予定で、25MWのデータセンター容量を提供することになります。
W.Media (Hazel Moises 記者)より抄訳・転載
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