日本のソーラー企業が、データセンターの姉妹会社を吸収合併

シーラテクノロジーズが、ソーラー部門とバイオテクノロジー部門を合併

日本の太陽光発電会社、株式会社シーラソーラーは、データセンター事業を手掛ける姉妹会社と合併しました。

ナスダック上場の不動産・資産運用会社、株式会社シーラテクノロジーズ (以下「シーラテクノロジーズ」)は、 グループ会社である株式会社シーラソーラー(以下「シーラソーラー」)が、 株式会社シーラバイオテック(以下「シーラバイオテック」)を吸収合併したことを発表しました。

シーラソーラーは2013年に設立され、以前は日本太陽光発電株式会社として知られていました。同社は、太陽光発電所のエンジニアリング、調達、建設サービスを提供し、電力小売りも行っています。

2022年に設立されたシーラバイオテックは、データセンターの販売と運営を行っており、Webサイトにはソーラーパネルを搭載したコンテナ型データセンターポッドが目玉として掲載されています。

シーラソーラーは存続会社で、シーラバイオテックは消滅会社となります。両社とも シーラテクノロジーズの100%子会社であり、合併後も100%子会社として残ります。

オフィスビルを開発してきた シーラテクノロジーズは、成長戦略の一環として再生可能エネルギー事業の推進に注力しているとのことです。

シーラバイオテックによると、同社は以前、新潟県湯沢町にソーラーパネルを搭載したコンテナ型モジュラーデータセンターを設置したことがあるとのことです。同社のサイトに掲載されている画像によると、約16個のポッドがあると見られます。同社は、この施設に電力を供給するため、バイオマス発電所を設置する予定であることも示唆しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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