日本のダイビル株式会社がインドのデータセンターに出資へ

金額は不明

Economic Timesによると、ダイビル株式会社がインドのデータセンター事業に投資するとのことです。

ダイビルは不動産の所有および賃貸を行う企業であり、日本の大手企業グループである三井OSKライン(MOL)の子会社です。MOLは三井グループ(三井系企業)の一員でもあります。

MOLインドのジェネラルマネージャーであるYoshihiro Hirakiは、Economic Timesの取材に対し、「今後は事業を多角化したいと考えており、特にデータセンター事業には非常に関心があります」と述べました。

また同氏によると、MOLは住宅開発プロジェクトへの投資も検討しているものの、倉庫事業には関心がないとのことです。

なお、MOLがどれほどの金額を投資するかは明らかになっていません。

ダイビルはすでにインドのグルグラム(ニューデリー南西)とチェンナイ(南インド・タミル・ナードゥ州の州都)にある2つのオフィスビルに、約200億インドルピー(約2億2600万ドル)を投資しています。グルグラムのプロジェクトは「Atrium Palaceプロジェクト」と呼ばれ、2025年12月に建設完了予定です。

インドには、チェンナイ、ムンバイ、バンガロール、ニューデリーなどの主要都市圏を中心に、急成長中のデータセンター市場が複数存在しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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