ソフトバンクとNVIDIA、生成AIと5G向け日本の次世代データセンターで協業

ソフトバンク株式会社は、NVIDIAと共同で、生成型人工知能と5G/6Gアプリケーションのプラットフォームを構築し、日本国内の新しいAIデータセンターに導入することを目指しています。

このアプリケーションは、NVIDIAのチップ技術に基づいており、ソフトバンクは、コスト削減とエネルギー効率の向上を図るために、マルチテナント型の共通サーバープラットフォーム上で生成AIと無線アプリケーションをホストできるデータセンターの構築を計画しています。

これらの新しいデータセンターは、同社のネットワーク上に戦略的に配置される予定です。AIと5Gの両方のワークロードを処理できるこれらの施設は、ピーク時の容量で動作し、低遅延を実現することが期待されます。

日本のデータセンター業界は、引き続き好成長を遂げています。CyrusOneは最近、関西電力（KEPCO）と共同で、900MWの事業規模を達成するという野心的な目標を掲げ、日本でのデータセンター開発に取り組んでいます。CyrusOne KEPの合弁会社は、ハイパースケールプラットフォーム企業の需要に対応するために特別に調整された新しいデータセンターの開発に焦点を当てます。データセンターのインフラをより広範な電力網と連携させることで、この業界における回復力、効率、スマートな開発を強化することを目指します。

Knight Frankの調査によると、東京は、アジア太平洋地域で主要なデータセンター市場として浮上している北東アジアの拠点のひとつです。同レポートでは、東京では2023年の第1四半期に50MW以上の新規設置容量が追加されると言及しています。

W.Media ( Shenton Gomez記者）より抄訳・転載