CommScope社、光ファイバーケーブルの敷設を拡大へ

そして最大で250人の新規雇用を創出

CommScope社は、米国の未整備地域のブロードバンド普及を促進するため、光ファイバーケーブルの生産拡大を計画していることを発表しました。

これは、同事業による4700万ドルの設備投資の一環で、ノースカロライナ州のカタウバとクレアモントの2つの施設の生産能力を拡大するものです。

その鍵となるのが、農村部に最適化された同社の新しいHeliARC光ファイバーケーブル製品群で、 CommScope社 によれば、年間50万世帯のFTTH(Fiber To The Home)展開をサポートするとのことです。

同社は、今後5年間でケーブル製造に関わる250人の雇用創出を目指しており、そのうちの90%は大卒の学歴を必要としないとのことです。

「当社は、優れたソリューションをお客様に提供することで、企業、個人、地域社会に接続性を提供することに努めています。今回の光ファイバーケーブルの増産は、当社の『Broadband for Everyone』プログラムにとって大きな前進であり、光ファイバーケーブル市場に貢献する当社の取り組みをさらに強化するものです」と、 CommScope社 の社長兼CEO、Chuck Treadwayは述べています。

「私たちは、より費用対効果が高く、配備が容易な光ファイバーケーブルを生産し、新しい雇用を増やし、同時にアメリカにおけるサプライチェーンを強化します。これは私たちが発表できる三拍子揃ったものであり、今日、 Secretary Raimondo と Governor Cooper と一緒にこのニュースを共有できることを特に嬉しく思っています。」

CommScope社によると、HeliARCケーブルは他のケーブルよりも小型・軽量であるため、より迅速で安価な設置が可能です。小型・軽量化により輸送コストや必要なエネルギーが削減され、より持続可能なものとなっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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