カタール初のIX拠点が開設
ワールドカップに向けたネットワークの改善
カタール初のインターネットエクスチェンジポイント(QIXP)はドーハのMeezaデータセンターで稼働を開始しました。
QIXPは、カタール・ナショナルビジョン2030イニシアチブの一環として今年後半に開設が予定されているいくつかの IX の最初のひとつです。
カタールに接続
「カタール情報通信技術部門(ICT)で進めているインターネットインフラの重要コンポーネント開発の新たな成果として、初のQIXPの開設をできたことを嬉しく思う。」と運輸通信大臣Jassim Seif Ahmed al-Sulaiti氏は述べました。
「このプロジェクトは、我が国の国際ネットワーク準備状態ランキングをさらに改善し、グローバルコンテンツプロバイダーの引き付けに貢献し、更にデジタルコンテンツ分野での創造の新世代を可能にし、熱望されるデジタルの未来を築くでしょう。従い、ワールドクラスのインフラや情報のバックボーンと、国民経済の多様化に貢献するナレッジベースの経済を提供し、カタールナショナルビジョン2030の目標達成に貢献していきます。」
IXの構築作業は、内閣令によりQIXP運営委員会が設立された2018年に開始されました。
Qatar National Broadband Network (QNBN)、Qatar Computing Research Institute (QCRI)、Ooredoo Qatar、Vodafone Qatar、そしてGulf Bridge International (GBI) の代表者を含む委員会メンバーが、このIXの立ち上げに参加しています。
委員長のAbdulla Jassmi氏は、次のように述べています。「IXPは相互接続のコストを削減し、また次世代デジタルコンテンツの世界を創造するデジタル環境の構築に役立つため、我々はナレッジベース社会の発展に貢献するための持続可能な手段を講じている。」
Data Center Dynamics
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。