ファーウェイが新たなAIフォーカス製品、クラウドサービスを発表

先週上海で開催された毎年恒例のクラウドコネクトカンファレンスで、Huaweiは今回は人工知能にスポットライトを当て、新しいAIフォーカス製品やクラウドサービスを発表しました。

Huaweiは、先月ローンチされたAscend 910 AIプロセッサ搭載のAtlas 800とAtlas 300について発表しました。 Atlas 800は、2ペタフロップスの計算能力を備えた8つのAscend 910プロセッサを備えた4Uサーバーであり、Atlas 300は256テラフロップスの計算能力を備えたAIトレーニングカードです。

Ascending(上昇)

ストレージに関しては、ArmベースのKunpeng 920汎用プロセッサとAscend 310を使用した、OceanStor Doradoオールフラッシュストレージシステムの新バージョンも発表しました。新プロセッサにより、OceanStor Cシリーズは2,000万IOPSに到達できるとHuaweiは述べています。待機時間は0.1ミリ秒未満で、読み取りキャッシュヒット率は50%向上しています。

Huaweiはまた、同社のHuawei Cloudパブリッククラウドプラットフォーム上で43のクラウド向けサービスのリリースを公式に発表しました。 完全なサービス一覧は公開されていませんが、データ推論、データトレーニング、画像処理、自動運転トレーニングなどの機能を提供すると考えられています。

たとえば、ImageSearchはAscend 310プロセッサでアップグレードされ、オリジナルのわずか30%のコストで優れたパフォーマンスを実現します。 Octopusとして知られるHuawei Cloudの自動運転サービスは、Ascend 310および910プロセッサを搭載し、自動運転トレーニングをサポートするために特別に設計された処理機能を提供します。

Huawei Cloud&AI Products and Servicesのプレジデント Hou Jinlong氏は、次のように述べています。「当社の目標は、顧客の需要に合わせて革新し、ユビキタスクラウドやインテリジェンスを浸透させる為のコンピューティングパワーの提供です。」

「AscendベースのAtlasシリーズ製品とクラウドサービスは、HuaweiのAI戦略の一部です。Ascendプロセッサの強力なコンピューティング機能はクラウドとハードウェアを介して利用できるようになりました。

HuaweiのAscend 910 AIプロセッサ– Paul Mah

Data Center Dynamics

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