プリンストンデジタルグループ、XL Axiataのインドネシア・データセンターの過半数株式を取得
~今年後半にはインドネシアにも新しい超大型施設を建設
シンガポールに本拠を置くPrinceton Digital Group(PDG)は、インドネシアの電気通信事業者であるXL Axiataのデータセンター・ポートフォリオの70%を取得するという最終合意に達しました。
インドネシアで2番目に大きなモバイル通信会社であるXL Axiataは現在、主にスマトラとジャワにある5つのデータセンターを運営しています。
施設は、ペカンバル、チビトゥン、スラバヤ、ビンタロ、バンドンにあります。
Java島でJV
この合弁事業では、ハイパースケーラ、企業、電気通信事業者など幅広い顧客にサービスを提供する、キャリア・ニュートラルなデータセンタ事業者としてのプリンストンデジタル・グループ(PDG)・データセンターの設立が予定されています。
PDGはまた、既存施設の能力を拡大するために1億米ドルの資金を投入する予定です。さらに、詳細は明らかにされてませんが、インドネシアの新しい「大規模」ハイパースケールデータセンターの建設が今年中に予定されているtのことです。
PDGの会長兼最高経営責任者(CEO)であるRangu Salgame氏は、次のように述べています。
「今後数年間のさらなる投資で、私たちはこの合弁会社(JV)がインドネシアで紛れもないリーダーとなり、また、東南アジア市場における最大の事業者の一社になれることを確証しています。」
XL Axiataとの合弁事業は、アジア全域でデジタルインフラストラクチャポートフォリオを構築するという同社の戦略の重要な第一歩を示しています。
PDGは、プライベートエクイティ投資会社のWarburg Pincusに支えられており、積極的に成長する見込みです。シンガポールでは、PDGは、以前はキングスランドデータセンターの COOであったAsher Ling氏 をマネージングディレクターとして迎え入れました。さらに最近では、STT GDCの副社長であったVipin Shirsat氏をインドのオペレーション部門のMDおよびGMとして採用しました。
「我々のインドネシアの電気通信業界での豊富な知識と経験、そしてPDGチームの豊富な専門知識と経験が、プリンストンデジタルグループのデータセンターを作るにあたり魅力的なパートナーであると感じています。」と XL Axiataの代表取締役、ディレクター兼CEOのDian Siswarini氏は述べていました。
Data Center Dynamics
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