イラン、アミニさんをめぐる抗議デモの拡大でインターネット遮断を全国に拡大
イラン政府は、Mahsa Amini(マフサ・アミニ)さんの殺害に対する抗議デモが広がる中、インターネット遮断を国全体に拡大しました。
イスラム教で着用が必須とされるヒジャブ(スカーフ)が緩すぎるという理由で「道徳警察」に拘束されたアミニさんが死亡したことで、全国的な抗議デモに広がっています。
政府は当初、主要都市でのインターネットサービスレベルを低下させ、続いてイラン北西部のクルド人地域での接続を遮断しました。しかし、抗議デモが続く中、さらに遮断範囲を拡大しました。
「イランの携帯キャリアがまたダウンした」と、Kentik社のインターネット分析担当ディレクター、ダグ・マドリー氏はこうツイートしています。IranCell、Rightel、MCIなどのキャリアが、数時間の同時障害に見舞われました。
今回のより広範囲な障害発生する以前、Instagram、WhatsAppは特にブロックされていました。他の多くの主要なソーシャルメディアプラットフォームも永久的にブロックされていますが、2つのMetaプロパティについては許可されています.
遮断措置は、少なくとも15都市に広がる抗議デモの減速にはつながっていないようです。地元メディアは、暴力的な取り締まりで少なくとも7人が死亡したと報じています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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