CBRE報告:2017年、欧州データセンター市場の投資記録更新
国際的M&A案件は250億ドルに到達
CBRE報告によると、2017年、欧州のデータセンター市場は2016年までの5年間の2倍規模になりました。昨年第3四半期に不動産コンサルタント会社が予測したように、欧州のデータセンター市場は活況を呈しています。
サプライズ
CBREによると、業界のM&Aは昨年、世界全体で2016年の3倍の250億ドル以上に達しました。これはまぐれではなく、先ほどの不動産コンサルタント会社は、2018年にかけてこの傾向が続くと予測しています。
欧州の4つの主要市場(フランクフルト、ロンドン、アムステルダム、パリ)の供給量は21%増加し、2017年には新しく202MWの収容能力を有しました。これはCBRE報告によると、過去最高値を70MW超えています。
容量は119MWに達し、ロンドンはその45%を占め、そのほとんどがクラウド企業によって推進されました。
さらに、4都市では、今年さらに180MWの容量がオンラインになる予定で、CBREは100MW以上の容量を見込んでいます。
2017年の結果は、昨今目立っている欧州のデータセンター市場全体の活動水準が堅調であることを示しています。2018年、大都市での容量を増やすためにデータセンター事業者を引き続き使う大企業によって、この水準は引き続き推進されていくでしょう。大都市ではテーラーメイドなトランザクションがもっと見られるようになるでしょう」とCBREのEMEAデータセンター研究責任者、M.パテル氏は述べました。
パテル氏は続けます:「2018年は、欧州で大幅なデータセンター容量を買収する中国の大手ハイテク企業が極めて重要な活動をする最初の年になると予想しています。実際、既にいくつか進行していることが調査で分かっています。この市場活動の活性化は、欧州市場に対する投資家の欲求を高めるには十分です。この需要は市場価値を歴史的高水準に保っていくでしょう」
– Data Center Dynamics
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