Adobeのクラウドサービスが大規模停止、Photoshopなど利用不可

Photoshop、InDesign、Premier Proなどのソフトウェア製品をサポートするアドビのクラウドサービスが、水曜日に大規模な停止を被りました。

障害の一部は依然として継続中(木曜日9:30 UTC時点)であり、利用ユーザーはクラウドベースのツールの使用や、ドキュメントへのアクセスが不可となりました。

アドビ製品がローカルで動作していた頃を覚えていますか?

停止の理由は不明ですが、同社はサイバーセキュリティ関連のインシデントではないことは明らかにしました。 「継続的なトラブル発生を心よりお詫び申し上げます。当社のサービスの多くは引き続きご利用いただけない状態です。」と同社はTwitter上でコメントしました。 「オンラインへの早期復旧に向けて緊急で対応しています。」

水曜日の夜には、すべてのサービスは復旧したと同社はコメントしました。ただし、現在、Adobe Cloudのステータスページ上では、「Adobe Experience Manager in Americas」と「Adobe Experience Manager as a Cloud Service in Americas」が本日午前4時19分(UTC)から問題が発生していることが示されています。

昨日のピーク時点では、停止は、Creative Cloud、Experience Cloud、およびAdobe Services全体に渡り「18個の重大な問題」、「4個の潜在的な問題」、および「1個の軽微な問題」を引き起こしました。アカウント管理、サインイン、チームプロジェクトなどが不可となる影響を受けました。サポート連絡をするにもサイトへのサインインを求められ、多くのユーザーはサポートへの連絡すらできませんでした。

– shutterstock

「つまり、地球上のデザイナーの90%が同時に仕事できなくなったってこと?このでたらめなクラウドはどれくらいマシなんだ?」とあるTwitterユーザーは投稿しています。「Adobe f ** k you」といった非難も相次ぎました。

あるYouTubeストリーマーはこう皮肉っています。「サーバーを1日ダウンさせ、5年間で年間360ドルも支払っていたこのオフラインソフトウェアを使用できなくさせるアドビのこのクールな機能が判明した。」

過去発生した停止ではユーザーデータが消失しましたが、現在のところ、今回の停止はそうではないようです。

Data Center Dynamics

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