
Cloudflareの大規模障害で世界中のサイトがダウン
ChatGPTやXなどの小規模プラットフォームも影響を受ける
コンテンツ配信ネットワーク(CDN)およびインターネットサービス事業を展開するCloudflareは19日、3時間以上にわたる世界的なサービス障害に見舞われました。
同社は「異常なトラフィックの急増」が広範囲にわたる問題の原因だと説明しましたが、そのトラフィックの根本原因についてはまだ把握できていないと述べています。
Cloudflareの障害により、ChatGPT、X、Bet365、Grindr、League of Legendsなど多数のサービスが停止しました。DCDおよび姉妹サイトのSDxCentralも、残念ながらオフラインとなりました。
世界のウェブサイトの約20%が、何らかの形でCloudflareサービスを利用していると推定されています。
Cloudflareは、声明で次のように述べました。「午前11時20分頃から、Cloudflareのサービスの一つに異常なトラフィックの急増を確認しました。これによりCloudflareネットワークを経由する一部のトラフィックでエラーが発生しました。大半のサービスではトラフィックが通常通り流れていましたが、複数のCloudflareサービスでエラーが増加しました。」
「異常なトラフィック急増の原因は現時点で不明です。全社を挙げて全トラフィックのエラーフリーな配信を確保中です。その後、異常なトラフィック急増の原因調査に注力します。」
サービスは完全に復旧したとみられますが、一部顧客ではCloudflareダッシュボードへのログインや利用に問題が生じる可能性があります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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