
Starlink衛星が事故か?砕け散った可能性
SpaceXは、ISSやNASAのミッションへのリスクはないと説明
Starlink衛星が軌道上でトラブルに見舞われ、消失しました。
StarlinkはソーシャルメディアXへの投稿で、以下のように発表しました。「3月29日(日)、地球上空約560kmを周回していたStarlink衛星34343号機が軌道上で異常を起こし、同衛星との通信を失いました。SpaceXおよびStarlinkのチームは現在、原因の特定に積極的に取り組んでおり、必要となる是正措置は迅速に実施します。」
同社はこの事故について、国際宇宙ステーション(ISS)、NASAのArtemis IIミッション、またはSpaceXの最新のTransporter-16打ち上げミッションに対して「新たなリスクはない」とし、「当社は引き続き、衛星と追跡可能なあらゆるデブリを監視し、NASAおよび米宇宙軍と連携していきます」と述べています。
衛星および宇宙デブリの追跡を行う企業であるLeoLabsは、Starlink衛星が関与したこの事故を示唆するデータを公開し、イベント発生後、その周辺で「数十個の物体」が検出されたと述べました。
LeoLabsは、次のように説明しています。「この事象は、宇宙デブリや他の物体との衝突ではなく、内部のエネルギー源によって引き起こされた可能性が高いと判断しています。また、この事象は低軌道で発生したため、この異常によって生じた破片は、数週間以内に大気圏へ再突入すると考えられます。」
同様の事故は昨年12月にも発生しています。この時、Starlink-35956号機は通信を消失し、未確認の異常によって推進剤タンクがベント(排出)した後、高度が突然約4km低下しました。追跡データによると、この機体は1月に大気圏へ再突入しました。
LeoLabsは、「これらの事象は、運用環境を明確にするため、異常事象を迅速に特定・評価する必要性を示しています」とコメントしました。
イーロン・マスクが率いるSpaceXは、2019年以降、約1万基の衛星を打ち上げています。同社は、毎年数千件に及ぶ衝突回避措置を講じ、数百機の衛星を計画的に大気圏へ再突入させています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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