AWS東京リージョンで6時間の障害、銀行、証券会社、航空会社にも影響

日本政府、ダウンタイムの調査を行うと発表

アマゾン ウェブ サービス(AWS)の東京AP-Northeast-1リージョンでネットワークの問題により、6時間以上にわたる障害が発生しました。

同社によると、ハイブリッドクラウドネットワーキングサービス「AWS Direct Connect」が、複数のネットワーク機器の問題により接続できない状態になったとのことです。

データセンター自体は停止しませんでしたが、この障害により、日本国内で広範囲に渡ってサービスが停止しました。

AWS Direct Connectは、ユーザー拠点からAWSへの専用ネットワーク接続を確立するクラウドサービスソリューションです。企業は、AWSと自社データセンター、オフィス、コロケーション環境との間に、プライベートな接続を構築することができます。

「この事象は、AP-Northeast-1リージョン内のすべての アベイラビリティゾーン のネットワーク・トラフィックをDirect Connectで接続するために使われている複数のコア・ネットワーク・デバイスに問題が発生したため」とAWSはステータスアップデートでこのように述べていました。

「3:30PMから9:42PM PDTの間に、AP-Northeast-1リージョン内のAWSサービスにDirect Connectを通じて接続しているお客様のパケットロスが増加した。これは、AP-Northeast-1リージョン内のすべてのアベイラビリティゾーンにDirect Connectネットワーク・トラフィックを接続するために使用されている複数のコア・ネットワーキング・デバイスの障害が原因」

この障害により、オンライン証券会社の松井証券、SBI証券、楽天証券の一部が停止しました。リテールバンクのみずほ銀行は、インターネットサービスに障害が発生したと報告しています。

航空会社のANAホールディングスは、発券・チェックインシステムの問題により多くの便の遅延を余儀なくされ、日本航空は航空貨物の重量を管理するシステムを使用できなかったが、旅客便には影響がなかったといいます。

気象庁はウェブサイトのデータを更新できず、電話会社のNTTドコモは軽微なサービス障害が発生したと発表しました。

加藤勝信官房長官は障害発生後、「金融庁は何が起こったのかを調査し、影響を受けた企業には顧客管理に万全を期すよう要請している」と述べていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

過去AWS東京リージョンでの障害

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