NTT、今後1年半でデータセンター面積の2割拡大を計画

NTT Ltd.は、今後18ヶ月間でデータセンターの設置面積を20%拡大していくと発表しました。

この数字は、昨年からの未公表の拡張に加えて、今後18ヶ月の間に20か国と地域で、300MWの容量を追加、 600,000㎡ のスペースを拡大し、そしてGDCI(グローバル・データセンター・インターコネクト)サービスの接続ポイントを約30か所追加することを約束しています。

NTTの成長スパート

「新型コロナウイルス感染拡大により、人々の生活様式が大きく変容しています。人々の生活の質は、基本的にはインフラに依存しています」と、 NTT Ltd. のPresident and Board Directorの森林正彰氏はこのように述べています。「 この18カ月で、NTTはデータセンター事業を20%拡大し、20以上の国・地域で、サーバールーム面積は600,000㎡以上に拡大します。NTTは、さらにデータセンターやネットワークサービス上の法人向けハイブリットクラウド環境を最適化するために約30の「GDCI」の接続拠点をグローバルデータセンターに拡大します。NTTは既にIT電力容量300メガワットの供給への拡大に向けてデータセンターの建設を開始しています」

同社は北米では、オレゴン州ヒルズボロ、カリフォルニア州サンタクララ、イリノイ州シカゴの3か所のキャンパスを新設するとともに、バージニア州アッシュバーン施設の拡張を行いました。

オレゴン州ヒルズボロの47エーカー (約190,000㎡) のキャンパスには、5棟のデータセンターが設けられ、126MWのIT負荷容量の供給が計画されています。NTTは、2022年初頭には米国で7番目となるキャンパスをアリゾナ州フェニックスに開設し、計画されている合計240MWのうち36MWから供給が開始される予定です。また、NTTはヒルズボロと東京を結ぶ太平洋横断(Pacific Crossing :PC-1) 海底ケーブル「Subsea Connect」による接続も有しています。

EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域では、アムステルダム、ミュンヘン、フランクフルトに新棟をオープンしたほか、12月には同社の新しい旗艦サイトである英国London 1でも新棟をオープンしました。また、ロンドンのすべてのデータセンター間を相互接続するダクトや光ファイバーへの投資も行っています。NTTは今後2年間で、EMEAにおいては、6カ国13カ所の新施設で40%以上の容量追加を計画しており、これは115MW、50,000 ㎡ に相当します。これには、NTT初のマドリード(スペイン)及びヨハネスブルグ(南アフリカ)のデータセンターのほか、ウィーン、チューリッヒ、ロンドンでの増床も含まれます。

APAC地域では、 15MWのインドネシアのJakarta 3が年内に開設される予定です。最近では、 Cyberjaya  5(6.8MW、さらに6.8MWの拡張を計画中)などがオープンしています。日本では、21MWのデータセンターが新設されました。

さらにNTTは、インドに4か所のハイパースケールデータセンターパークを開設する予定です。ナビムンバイに2か所、チェンナイとデリーにそれぞれ1か所ずつ開設され、合計で133MWのIT負荷と 50,000㎡ の床面積が追加されます。

これに並行して、NTTは現在、シンガポール、マレーシア、インド(ムンバイ、チェンナイ)を結ぶ大容量海底ケーブル「MIST」の建設を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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