マイクロソフトがPivot Energyと500MWの太陽光発電契約を締結
Pivot、20州100地域で150の太陽光発電プロジェクトを開発へ
マイクロソフトが、米国で500MWの分散型太陽光発電契約を締結しました。
同社は、2025年から2029年にかけて全米で最大500MWのコミュニティ規模の太陽光発電プロジェクトを開発するため、Pivot Energyと5年間の枠組み契約に合意しました。
この契約により、Pivotはコロラド州、メリーランド州、イリノイ州、デラウェア州、ペンシルベニア州、オハイオ州を含む20州にわたる100のコミュニティで、150の太陽光発電プロジェクトを開発できるようになります。マイクロソフトは、プロジェクトの再生可能エネルギー・クレジット(REC)を20年間購入します。最初のプロジェクトは2024年末までに稼働する予定です。
この契約は、Pivotにとって最大のREC契約であり、マイクロソフトにとって初の大規模分散型発電ポートフォリオとなります。
Pivot EnergyのCEOであるTom Huntは、次のように述べています。「クリーンな分散型エネルギーを燃料とする経済は、低コストで電力を供給するだけではありません。当社とマイクロソフトの協力は、分散型発電が持つ力と影響力を例証するものです。」
マイクロソフトのCDR、再生可能エネルギー、カーボンフリーエネルギー担当GMであるAdrian Andersonは、「クリーンエネルギーの移行は、歴史的に経済的機会から排除されてきた米国中のコミュニティに利益をもたらすことができ、またそうあるべきです」と付け加えました。
同氏はさらに、「Pivot Energyとの協業と、地域社会にインパクトを与えるという同社のコミットメントを通じて、この協業は、100の地域社会全体で、より包括的な地域経済成長を構築するのに役立つと同時に、それらの地域社会内の持続可能性のニーズと機会に対処します」と語っています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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