DE-CIXがEquinixのイスタンブールIL2 DCに入居

2機の全自動パッチロボットも導入

世界最大級のインターネットエクスチェンジ( IX )事業者のDE-CIXは、トルコ イスタンブールのエクイニクスIL2データセンターに入居します。

この拡張により、同社はトルコのMedNautilus 海底ケーブル のランディングステーション( 陸揚局 )とIL2間のリンクを確立します。 全長5,700 km(3,500マイル)のMedNautilusケーブルは、地中海東部に隣接する国々を接続しています。

データセンターの利用顧客は、クロスコネクト配線のみでDE-CIXイスタンブールとリンクできるようになります。 また今回の展開により、インターネットエクスチェンジの利用顧客がエクイニクスのコロケーションサービスへ直接アクセスする事も可能となりました。

DE-CIXのCEO、Ivo Ivanov氏は次のように述べています。「エクイニクスとの長期的なパートナー関係によるイスタンブールでの我々のプレゼンスの向上により、我々が大陸全体に堅牢かつ安全で信頼性の高い相互接続ブリッジを構築していることを証明する。」

「イスタンブールはユーラシア大陸での独自の戦略的ばポジションを確立しており、DE-CIXは顧客やパートナーとともにこのポジションを強化するためにここにいる。イスタンブールはヨーロッパ、アジア、中東への相互接続ゲートウェイであり、大きな将来性を秘めている。」

エクイニクスのEMEA事業開発部門のKeith Shaw氏は次のように述べています。「我々はDE-CIXとの協業を嬉しく思う、そしてこの繁栄する市場におけるプレゼンスの向上を支援できることを楽しみにしている。」

「世界をリードするインターネットエクスチェンジ事業者として、DE-CIXとエクイニクスとの関係強化は、地域全体のデジタルトランスフォーメーションを促進する重要な推進力となるだろう。」

閃光のIX

DE-CIXは、ヨーロッパ、インド、東南アジア、中東、北米などの20以上の地域で キャリアニュートラル なインターネットエクスチェンジ事業を運営しています。

同社のフランクフルトインターネットエクスチェンジは、ピークトラフィックに関しては世界最大であり、最大データスループットは8.1Tbpsを超えています。

去る7月に、同社はネットワークのスイッチングスピードを高速化するための最新プロジェクトであるDE-CIX Frankfurt 2020を完了しました。 プロジェクトの一環として、2台のNokia SR14(IPルーティングプラットフォーム)が同社のFRA 2とFRA 6サイト(Interxion)に導入されました。

2機の全自動パッチロボット(Sir PatchalotとMargaret Patcher)も導入されました。

これらのロボットを使用すると、パッチ作業者の物理的な作業を必要とせず、数分以内に接続変更が完了出来るようです。

– DE-CIX

Data Center Dynamics

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