BioConnectが生体認証ロックを提供開始
指紋を読み取るキャビネットロック、誰がキャビネットを開けたかを追跡する
生体認証プラットフォーム企業BioConnectは、生体認証スキャナを標準サーバーキャビネットドアロックに組み込んだ製品を発表しました。コロケーション事業者とユーザーは、誰がラック内の機器にアクセスしているかを追跡することができます。
今日米国ダラスで行われたイベントでCabinetShieldが発表されました。これは、ほとんどのキャビネットに適合する標準的な仕様のドアロックです。指紋スキャナとカードリーダーが内蔵されており、キャビネットレベルで二段階認証を行います。これにより、コロケーション事業者は、収益を生み出すサービスとして認証を提供し、ユーザーがPCIおよびその他のセキュリティ要件を遵守できるよう支援します。
正当な人だけ許可しましょう
BioConnectのデータセンターソリューション部長であるJ.ソロモン氏は次のように述べています。「ラックセキュリティが収益源になります。BioConnectは、複数のベンダーの生体認証スキャナを組み込んだプラットフォームを今回開発しました。CabinetShieldは、あるコロケーション事業者からの要望に応えて開発したものです」
キャビネットのロックに取り付け可能な製品が見つからないまま、そのコロケーション事業者は統合作業を進めていたのですが、その結果は「高価でかさばるものだった」とソロモン氏は語りました。
CabinetShieldは、 PoE を使用するイーサネットソケットからネットワークに接続されており、1~2つのロック(前面および背面ドア用)を管理する見張り機能を備えています。
CabinetShieldは指紋だけでも、または、カードと指紋認証を併用しても使うことができます。複数の企業や、関連グループ企業が共有する機器にアクセスする必要がある場合、システムはこれを監査証跡とリモート管理することができます。
– Data Center Dynamics
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