JAXAが長野の地上局に蓄電池システムを配備

8.6MWのナトリウム硫黄(NAS)系蓄電池システムでバックアップと負荷分散を実現

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、新しいバックアップ電池システムを長野県の地上局に配備しました。

日本ガイシ株式会社(NGK)によると、このNAS電池は先月、長野県佐久市の 美笹深宇宙探査用地上局 (MDSS)に配備されたとのことです。

ナトリウム硫黄(NAS)電池を用いた蓄電システムは、定格容量8,640KW時、出力1,200KWです。NAS電池の寿命は、フルサイクル放電で4,500回、暦年で15年です。

停電時には、NAS電池で大型アンテナなどの設備に電力を供給します。また、瞬時電圧低下時の電力供給の安定化や、系統への負荷分散も行います。

今回の受注は、同施設の改修工事の一環として、株式会社明電舎から受けたものです。日本ガイシによると、NAS電池はJAXA種子島宇宙センターでの設置実績があり、高容量と放電時間を併せ持つことから採用されたとのことです。

MDSSサイトは2021年に完成し、三菱電機が製作した54mアンテナを搭載し、X帯とKa帯の周波数で宇宙機と通信します。サイト内には風力発電機も設置されています。

JAXAは、佐久地域の臼田宇宙空間観測所地上局や、沖縄、益田、勝浦の追跡局も運営しています。

以前の発表によれば調布、筑波、角田宇宙センター、相模原キャンパスには、計算機設備があります。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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