NTT、インドで20億ドルのデータセンター投資を計画、データ容量倍増を目指す

NTTは、太陽光発電プロジェクトへの4億ドルを含め、今後3年間でインドのデータセンター事業に多額の投資を行う計画を発表しました。

同社は、今後3年間で250万平方フィート(232,000平方メートル)の容量を持つことを目指しており、 データセンターネットワーク 、およびソーラープロジェクトに同期間に国内で20億ドルを費やす予定です。

NTTはインドで大規模なデータセンター計画を立てている

2021年初頭にNTTインド、NTTコミュニケーションズインド、NTT-Netmagicを1事業部門に統合後、同社はインド国内のデータセンター事業を倍増させる計画を立てています。NTTインドのCEOであるSharad Sanghi氏は、同社は4都市にまたがる既存の10棟のデータセンターが持つ150万平方フィート(139,000平方メートル)の敷地を、今後250万平方フィート(232,000平方メートル)まで拡大し、更に新たな4都市への拡張を目指していると述べています。

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同社は、今後3年間で更に6か所のデータセンターパークの設立を計画しています。現在、マハプ、エアオリ(どちらもナビムンバイ市)、そしてムンバイ市チャンディバリの3つのパークの建設が進められており、更にチェンナイ、デリー、バンガロールで計画されています。同社は更にハイデラバードやプネへの進出にも関心を強めていますが、需要の増加を待っている状況です。

投資には、グリーン発電容量を150MWから250MWに拡大するための4億ドルと、グジャラート州のチェンナイ、ムンバイ、カンダラに新しい海底ケーブル陸揚げ局を建設するための1億ドルが含まれます。

NTTは現在、ノイダに70MWのデータセンターを計画し、ムンバイでは38MWのデータセンターを開設しました。同社は最近、米国にもデータセンターを開設しましたが、 その中でNTT Global Data Centersのプロダクト管理部門VPであるBruno Berti氏は、顧客は通常の「2〜3倍」の容量を要求しており、Covid-19パンデミックが需要の急増を引き起こしているDCDに語っていました。

インドでは現在、データセンターへの投資が急増しています。NTT以外にも、Princeton Digital Group、Iron Mountain、EdgeConneX、Hiranandani Groupは皆、ここ数週間で、インドのデータセンターを中心とした大規模な発表を行っています。

Data Center Dynamics

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