NTTがインドのノイダに70MWデータセンターを建設へ

NTTが、インドのノイダに70MW規模のデータセンターを建設するために6エーカーの土地を取得しました。

同社はこのプロジェクトに1,000億ルピー(1億3,700万ドル≒1,400億円強)を投資すると報じられています。施設はインドのウッタル・プラデーシュ州西ノイダに構築が行われます。

「データセンターは、グレーターノイダ西部のtechzone IVに設置される。NTTは70MWの電力供給を要求している。データセンターは、既にIBMを含むいくつかの多国籍企業が入居している25エーカーの経済特区(SEZ)の一部である」と、グレーターノイダ当局のスポークスマンはこのように述べています。

ノイダ施設で容量を大幅に拡張

NTTは9月にムンバイに38MWのハイパースケール施設を発表しました。これにより、同社がインド国内で運用するデータセンター数は10、総容量は150MW超となりました。そしてノイダの新施設は、インドにおける同社の容量を更に50%程度跳ね上げることとなります。

国の北部、デリー郊外に位置するノイダは、現在、より多くのデータセンター投資を呼び込もうとしています。昨年、ウッタル・プラデーシュ州のYogi Adityanath首相は、ノイダ地域へのデータセンター投資を増やすため、新たな政策の策定を政府は目指していると発表しました。

Yotta及びそのオーナーであるHiranandani Groupは、2020年7月に3,000〜4,000ルピー(4億5,000万〜6億ドル)規模のキャンパスを発表しています。キャンパスの完成時には、データセンター4棟、そして200MWの容量が提供される予定です。尚、NTTは以前、拡張計画の一環として、インド国内のデータセンター容量を倍増させる計画を発表していました。

また先週、STT GDCも、インドのノイダに8200万ドル、18MW規模のグリーンフィールドデータセンターキャンパスの建設計画を提出しました。キャンパスは、大手クラウド事業者、ハイパースケーラー、及び大企業向けにサービスを提供するとされ、第2フェーズ工程で36MW容量に達する予定です。

Data Center Dynamics

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