FacebookのDeKalbデータセンター、地元住民の懸念が緩和され承認に近づく

FacebookのDeKalbデータセンター(米イリノイ州)は、地元住民からの懸念が緩和され、実現に向けて一歩近づきました。

90万平方フィート(84300平方メートル)規模のデータセンターは、イリノイ州デカルブ近郊、ルート88のちょうど南側に位置する505エーカーの区画に構築されます。計画およびゾーニング委員会の議事録によると、地元住民は施設の一部が近くの道路に近接している点に懸念を抱いていました。結果的には、施設と道路を分離するために、新たに20フィート(6m)の土手(土の障壁)の追加が計画されました。

DeKalbはFacebookが計画する数多くのデータセンターの1つ

8億ドル規模のDeKalbデータセンターは、同社の米国内で12番目の施設となります。キャンパスの最初の2棟は2022年までに完成が予定され、最終的には合計5棟の施設が設けられる模様です。

施設は電力購入契約(PPA)を通じて、100%の再生可能エネルギーで運営されるとFacebookは述べています。完成時には、施設は平均的なデータセンターよりも80%少ない水使用で運営され、またLEEDゴールド認定を受ける予定です。

2019年、イリノイ州は、エクイニクスをメンバーとして挙げている民間のロビイストグループであるイリノイ商工会議所の推進により、巨額のデータセンター向け非課税法案を可決しました。

米国内および海外でにおけるいくつかの自社データセンターへの投資同様、North American Data Centerの最新レポートでは、Facebookは2020年に最もマルチテナント施設のリース契約を行った企業の一社であったと報告されています。

Data Center Dynamics

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