データセンターの冷却にAIを。決して夢のような話ではない【特集】
今日、人工知能(AI)は、ネットワークの管理や保護、アラートのフィルタリング、ワークロードの移動など、データセンターのあらゆる場所で見られるようになりました。しかし、データセンター業界では、AIをITではなく運用技術の課題に対し適用させる点で遅れています。具体的には、サーバーファーム全体の電力消費量の3分の1を占めることもある冷却の領域においてです。
Googleが、DeepMindが開発したディープラーニングを利用したレコメンデーションエンジンを使って、データセンターの冷却に使用するエネルギー量を「一貫して」40%削減したという話を聞いたことがあると思います。2018年、同社はそれをさらに一歩進めて、人間の管理下でアルゴリズムが自動的に調整を行えるようにしました。
CO2排出量に対する業界の懸念やAIへの熱意を考えると、この開発は今頃はもっと普及していてもおかしくないと期待する人もいるかもしれません。
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