CyrusOne、ヨーロッパのデータセンター・ポートフォリオで再生可能エネルギー100%を達成

CyrusOne(サイラスワン)は、ヨーロッパのすべてのデータセンターで100%再生可能エネルギーを達成したと発表しました。

これによりロンドン、アムステルダム、フランクフルト、ダブリンにある同社のデータセンターはすべて再生可能エネルギーで運用されることとなります。

データセンターのグリーンエネルギーへの移行

これらのサイトはすべて、各地域のサプライヤーからの再生可能エネルギーにより運営されていると同社は述べています。なお、これらのサイトが再生可能エネルギーを直接利用しているのか、あるいは再エネサイトから購入しているのかは不明です。

CyrusOneのヨーロッパ事業のシニアディレクターであるスティーブ・ヘイワード氏は次のように述べています。「ヨーロッパでのこのマイルストーンを非常に誇りに思い、より環境に優しい未来に向けて新たな一歩を踏み出し、環境への影響を軽減する我々の責任を果たせることを嬉しく思う」

「当社のサステナビリティへの取り組みは、ハイグレードかつ高品質な地域電力を期待するお客様に支えられ推進されている。新しい市場を検討する際には、再生可能電力が利用できるかどうかが、我々の意思決定の中心となる」

CyrusOneは昨年、2040年までのカーボンニュートラル化を誓約し、再生可能エネルギーの購入、既存施設のアップグレード、高エネルギー効率データセンターの新設などを組み合わせ、その目標を達成しようと計画しています。

CyrusOneは、EUが掲げる2050年までの目標に先駆け、2030年までにヨーロッパ地域でのカーボンニュートラルの実現を誓ったデータセンター企業で構成される団体「Climate Neutral Data Centre Pact」の創設メンバーでもあります。

Data Center Dynamics

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