北アイルランド・ベルファストの富士通が入居するデータセンターが売却へ
北アイルランド・ベルファストで現在富士通が入居しているデータセンターが売りに出されています。
この6エーカーの敷地は、ベルファストハーバーエステート内のトライデントハウス(301 Airport Road West)にあります。サイトは、オフィスと独立型データセンターの2つの建物(合計36,956平方フィート(3,433平方メートル))で構成されています。1階建ての建物の総面積は846平方メートル(9,111平方フィート)、2階建ての施設の総面積は2,387平方メートル(27,845平方フィート)となっています。
不動産会社のRiddell McKibbin社は現在、125万ポンド(172万ドル)以上でのオファーを求めています。
このシングルテナントのサイトは現在、富士通サービス株式会社に貸し出されていますが、期限は2021年12月までとなっています。尚、同社は年間397,000ポンド(531,000ドル)の賃料を支払っています。
またこの物件は、1992年12月から125年間、年間24万ポンド(32万1,000ドル)の地代を支払うロングリースとなっています。
富士通は最近、Holywood Roadにあるベルファスト本社の閉鎖を発表しました。IrishNewsの報道によると、同社は過去20年間、北アイルランドでの事業の主要拠点となっていた23,600平方フィート(約2,200平方メートル)のComputer Houseのリース契約を更新しないことを決定したようです。3階建てのこの建物は、275万ポンドの希望価格で売りに出されました。
富士通は、北アイルランドの600人のスタッフに柔軟な働き方を採用し、今回の移転を決定したとコメントしています。今後、富士通の北アイルランド本社は市内の新たな場所に移転するだろうと報じられています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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