地震の影響で東芝の半導体工場が操業停止
影響の程度はいまだ明らかではない
土曜日未明に日本の南西部と西部を襲ったマグニチュード6.6の地震により、2つのチップ工場が操業停止に追い込まれました。
津波は発生しなかったものの、この地震により東芝の大分と豊前の半導体製造拠点がオフラインになりました。この地震により国内で約13人が負傷しましたが、同施設での負傷者はいませんでした。
東芝デバイス&ストレージ株式会社は、「当社グループでは、同地震発生直後に当社本社(神奈川県川崎市)に災害対策本部を立ち上げ、現在も情報収集とその対応・対策にあたっております。 」と報道しています。
「私たちは、従業員とその家族の安全、そして被災地の地域社会の安寧を第一に考えています。」
また「生産設備の被害状況も調査中であり、最新情報が入り次第、お知らせいたします」とも述べています。
自動車や産業機械向けのLSIチップを生産している大分工場は、今回の地震で被害を受けました。生産ラインに影響が出ましたが、被害の程度はまだわかっていません。
チップ不足が長期化する中、テキサス州の嵐によるSamsung、NXP、Infineonの工場被災、日本のルネサス工場での火災(ASMLも)、台湾での停電と干ばつ、風船の飛来など、別々に起こった事故が製造に影響を与えています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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