TSMC、台南のチップ工場で停電事故

Taiwan Semiconductor Manufacturing Co (TSMC)は水曜日、台南サイエンスパークのチップ工場施設で停電事故に見舞われました。

この停電は、当日午前中に行われた工事で、地下の電力線が切断されたことが原因で起きました。

その後現地時間の夜7時までには、ほぼ電力供給は再開されました。半導体製造システムの一部は、バックアップ発電機のおかげで停電中も稼働を続けたようですが、全てではありません。生産活動がどの程度中断されたかは不明です。

「工場の従業員は避難しなかった。電力は同日中に復旧した。TSMCは現在、その影響について調査を行っている」と同社はロイターに対しこのように説明しました。

世界最大の半導体受託メーカーであるTSMCは、台湾での長期的な干ばつにも悩まされています。台湾が過去57年間で最悪の干ばつに見舞われている中、同社は水をトラックで運び凌いでいます。重要なビジネスである同社は、減少しつつある地元の貯水池をまだ利用できていますが、周辺の農家は農家はお金をもらって作業を止めている状況です。

日本では、ルネサスエレクトロニクスが半導体工場の火災事故による被害から立ち直りつつあり、一方でサムスン、NXP、インフィニオンは、米国テキサス州で発生した大寒波ウリがもたらした長時間停電事故から回復しつつあります。

これらの混乱は、すでに深刻な制約を受けている半導体市場に拍車をかけ、需要が供給を大幅に上回っている状況で、世界中のコンシューマ家電製品の生産に遅延をもたらしています。最も被害が大きかったのは自動車市場で、パンデミックの初期の頃にチップの購入数を減らし、その後、他の製品の需要が急増しましたが供給を再獲得する事はできませんでした。

今週、フォードは、チップ無しでは車の製造が行えない工場を再び閉鎖しなければならないと発表し、米国内の5か所の工場とトルコの1か所の工場がその影響を受けることになりました。

フォードは、チップ供給問題全体と、ルネサスの火災事故と米国テキサス州の大寒波の全てをこの問題の理由に挙げています。

日産自動車も米国の2拠点とメキシコの1拠点を一時的に閉鎖する予定としており、ホンダは状況を “流動的 “としています。フォルクスワーゲンは現在、メキシコ工場の一部を休止しています。

Data Center Dynamics

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