レンドリース、プリンストン・デジタル・グループの100MWデータセンター・キャンパスの建設を開始

プレスリリース

東京, 2022年06月13日 – (JCN Newswire) – レンドリースとプリンストン・デジタル・グループ(PDG)は本日、さいたま市内において、100MWのデータセンター・キャンパスの地鎮祭を執り行い、その建設に着手しました。当該プロジェクトは、レンドリース・データセンター・パートナーズ(LLDCP)にとって初のプロジェクトで、PDGに長期間リースされる予定です。LLDPCは、コア&シェルをビルド・トゥ・スーツ型で開発、建設し、PDGは、データセンターの機械・電気設備の投資・運用を行います。このデータセンターは、日本では最大規模となり、世界最大級のクラウド、コマース、コンテンツ企業が求めるハイパースケール要件に対応するものです。レンドリースの最終的な開発総額は8億豪ドル以上、PDGの総投資額は10億米ドルとなる見込みです。

さいたま市内で行われた地鎮祭にて。レンドリース 日本マネジング・ダイレクター及びアジア・テレコムズ&データ・インフラストラクチャ-・ヘッド アンドリュー・ガウチ、PDG 会長兼CEO ラング・サルガメ、レンドリース アジアCEO ジャスティン・ガバニ、PDG COO ヴァロン・ラガヴァン(写真左から)

東京都心から北へ約30キロに位置するさいたま市は、首都圏の主要な商業都市の一つです。当該施設は、同市内の約33,000平方メートルの敷地に建設されます。段階的に開発を進め、最終的な延べ床面積は60,000平方メートル以上、ITキャパシティは100MW相当となる予定です。

日本はアジアで二番目に大きなデータセンター市場であり、特にグローバルなハイパースケーラーの参入と事業拡大が著しいという点において、日本および首都圏はまだその成長の初期段階にあります。

新しく建設する施設は、最新のハイパースケール設計と基準に基づいて建設され、より高いスケーラビリティ、コネクティビティ、および信頼性を実現します。施工は鹿島建設株式会社、設計は株式会社日建設計が担当します。第一期工事は2024年に完了する予定です。

レンドリースの日本マネジング・ダイレクター及びアジア・テレコムズ&データ・インフラストラクチャ-・ヘッドであるアンドリュー・ガウチは次のように述べています。

「アジア市場のリーダーであるPDGの要望に応えるべく、LLDCP初となるデータセンター・プロジェクトの建設を開始できることを嬉しく思っています。このプロジェクトは、日本国内のデータ通信能力を向上させ、デジタル・レジリエンスを改善するという日本政府の計画を後押しするものです。レンドリースにとってデータセンターは重要なセクターであり、戦略的市場においてデータインフラ事業の成長を加速させて参ります。」

PDGの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるラング・サルガメは、次のように述べています。

「日本は、私たちのお客様にとって重要かつ戦略的な市場です。その日本において、本日PDGは日本における計画の大きな節目を迎えました。当該プロジェクトにおいては、デベロッパーであるレンドリースと協力し、予定通り建設を開始することができました。これは、各市場に適したモデルを採用する当社のアプローチが有効であることを示しています。このように、当社がコミットメントを継続的に実現させる実績が、PDGがアジア地域のハイパースケーラーに選ばれる重要な要素となっています。」

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